投資のヒント

【資産公開】株価暴落で大失敗しない投資とは?サンバイオショックの直撃を受けて考える

2019年1月29日に発表されたIRの影響を受けサンバイオの株価は4営業日連続のストップ安となり、29日終値の11,710円から約5分の1となる2401円まで暴落しました。

資産の9割以上を「サンバイオ」を含む株式に投資をしている私のポートフォリオが「サインバイオショック」を受けてどうなったのか公開いたします。

uni.(20代会社員)の投資スタイル

資産の9割超をIT銘柄やバイオ銘柄等の成長株に投資

・中長期保有を前提とし全て現物で保有…信用取引は行わない

 

サンバイオショックの影響

・好調だった株価が突然のネガティブIR発表を受け4営業日連続寄らずのストップ安
 ⇒売り注文が多すぎて取引が成立しない…売りたくても売れない状態が続く

・1月29日終値の11,710円⇒2月4日の始値2401円…一瞬で株価が約5分の1に

こんにちは、サンバイオショックの直撃を受けた個人投資家uni.です。

2019年1月は、2018年末の世界的株価急落の影響から徐々に立ち直り株価が上昇している状況でした。

特にサンバイオの株価は好調で、年末の終値8,110円から1月21日には12730円まで値を上げ非常に順調に推移しているように思われました。

特に決算通過直後の暴落でしたので、私を含め逃げ切れなかった個人投資家は少なくなかったようです。

サンバイオショックもいったん終息しましたので、備忘録もかねてポートフォリオの状況や投資をしていて感じたことをまとめていきます。

 

資産総額915万円(2019年3月24日時点)

2019年3月24日時点での資産構成は以下の通りです。

うにの投資生活、ポートフォリオ、資産運用、資産公開、運用状況、米国株、国内株、株式投資、インデックス投資家

4月からは社会人3年目となりますので、これが社会人2年目(24歳)として公開する最後のポートフォリオになると思います。

資産のうち株式に投資をしている割合が9割を超えています。

 

サンバイオのような国内バイオベンチャーやAmazonのような米国IT銘柄のような成長株に積極的に投資をしています。

将来的に高いリターンが期待できる一方で、株価暴落の影響を受けやすい投資スタイルです。ハイリスクハイリターンですね。

もちろんサンバイオショックの直撃も受けた際は、大きく資産評価額を減少させています。

 

サンバイオは200株保有しています。

暴落直前の1月29日の終値で11710円だった株価が2月5日の終値で2620円まで下がりました。

5営業日で180万円程度資産が減少したことになりますね。およそ資産の2割が消し飛んだことになります。

uni.
uni.
お給料数か月分が丸々なくなったようなものですし、180万円を仕事と日々の節約だけで取り返そうと思ったら1年ではとても足りないですね…。

 

uni.の投資スタイル

投資スタンスは成長株への中長期投資を前提としています。基本的に売却はせずに淡々と積み上げていく感じです。

追加投資の原資は毎月のお給料やボーナスから捻出していますが、社会人2年目の安い給料では思うように投資できない部分があります。

uni.
uni.
NISA(非課税投資制度)の枠は毎年120万円あるけどなかなか使えない…

お給料が安いうちは株式投資よりも投資信託を使った方が金額の調整もしやすいですし、何かと便利ですね。

年間40万円ずつ20年間非課税で運用できるつみたてNISA制度は本当におすすめです。

 

2018年末にそーせいグループ等の国内製薬バイオベンチャーに投資をしてからは、追加投資を行っていないため、少しずつ現預金がつみあがってきている状態です。

国内株の場合、基本的に100株単位での投資になるのでどうしてもまとまったお金が必要になってしまうので追加投資できるタイミングが限られてしまうんですよね。

uni.
uni.
去年から買いたいと思っている銘柄があるのですが、100株買うためには100万円程度必要です・・・。つらい

 

米国株は1株単位で売買できるのがいいですね。

通常は米国株を1株ずつ購入すると手数料が割高になりますが、証券会社によってはNISA枠での購入のときは手数料をキャッシュバックしてくれます。

uni.
uni.
は手数料キャッシュバック狙いで米国株投資にNISAを使っています

 

【株式時価評価額】米国株は好調、国内株は明暗が分かれる

保有している銘柄の一覧と具体的な時価評価額、損益は以下の通りです。

うにの投資生活、ポートフォリオ、資産運用、資産公開、運用状況、米国株、国内株、株式投資、インデックス投資家

2019年に入り、米国株は比較的順調に推移しています。

最近は再び世界経済の減速懸念が高まっていますし、決して安心できる状況ではありませんが…。

米国株が2018年末のように暴落し円高に大きく振れてくれるのであれば、追加投資を行う予定です。

米国株についてはそれほど目新しいこともないので、そこまで悪くないのかな?くらいに思って頂ければ結構です。

 

それでは、特に最近値動きの大きかったサンバイオそーせいグループを題材に株価暴落で大失敗しない投資のやり方について考えていきましょう。

両社とも個人投資家に人気の高い製薬バイオベンチャーです。

 

国内バイオベンチャーへの投資から学んだこと

2018年末に400株購入したそーせいグループは既に含み益が70%程度となっており好調に推移してくれています。

これは、そーせいグループがノバルティスに導出した慢性閉塞性肺疾患治療剤のシーブリが中国で発売されるのではないかとい期待が株価を押し上げたからです。

まだ発売が決定されたわけではありませんので思惑段階ですが、投資家の期待感の高まりから株価が上昇している状態ですね。

 

ちなみに、そーせいグループの株価は2018年の9月に暴落しています。

当社が開発中の新薬が治験中に毒性所見が見つかり、臨床試験を中断せざる負えなくなったためです。

そのため新薬の開発が上手くいくことを期待していた投資家たちがそーせいグループの株式を次々と売却し、株価は急落しました。

そーせいグループの株価推移(1年間)

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(引用元:Yahoo!ファイナンス2019年3月24日時点)

 

事業や上手くいくのではないか、新薬の開発に成功して売上高や利益が伸びるのではないか、それによって株価が上昇するのではないか…。

といった投資家の期待は株価を上昇させるエネルギーとなります。

IRや決算発表など会社から公表された明確な情報がない間は値上げりと値下がりを繰り返しつつ株価が推移します。

投資家たちも期待と不安を感じつつ迷いながら投資をしている状態です。

 

一方で新薬の開発が成功や治験や臨床試験の中断・失敗が突然会社から公表された場合には、急激に株価が変動します。

思惑ではなく明確な情報なわけですから投資家たちは情報を速やかに整理し、売買の判断をくだします。

uni.
uni.
今後株価が下落することが確実ならば少しでも早く、株価が高いうちに売り抜けたいですよね?

もちろん逆もあり得ます。

 

サンバイオが開発中の新薬は完成すると、非常に大きな市場を独占することが期待されていました。

多くの患者さんを救い会社には大きな利益をもたらす夢の治療薬完成への期待が高まっていたわけです。

もともと知名度の高い銘柄ではなかったのですが、2018年からはテレビや雑誌でも取り上げられるようになると徐々に個人投資家たちに注目されるようになりました。

そして治験が進むにつれて期待は更に高まり株価はどんどんと上昇していきました。

サンバイオの株価推移(5年間)

うにの投資生活、ポートフォリオ、資産運用、資産公開、運用状況、米国株、国内株、株式投資、インデックス投資家

(引用元:Yahoo!ファイナンス2019年3月24日時点)

私がサンバイオに投資したのは2016年末です。

そのことは株価が1700円程度でゆったりと推移していました。

2017年後半から明らかに株価の動き方が変化していることが分かりますね。

 

2018年の段階で治験は順調でしたが、新薬は完成していません。

あくまでも新薬の完成に対する期待が株価を押し上げている状態です。

その後どうなるかはご存知の通りです。

2019年の1月29日に治験に関するネガティブな結果が突然公表され、売り注文が殺到する大パニックとなります。

1月30日は2万株の買い注文に対して、1000万株以上の売り注文が出ていました。

ストップ安になり株価急落するのですが、それでも売りたい人が多すぎて取引が成立しない日々が4営業日も続きました。

 

どこまで株価が下落するかは、今の株価がどういった要因で形成されたか考えることである程度予測することができます

新薬の開発成功を期待して株価が上がっているわけですから、開発が難航すればその分株価は下落します。

 

製薬ベンチャーへ注目が高まり、株価が上昇してから大量の資金を投下して集中投資をすることは非常に危険です。

新薬の開発は難しいからこそ、成功時に大きな利益が手に入るのです。

新薬が本当に完成するまでは、失敗する可能性があるということを頭に入れたておきましょう。

そのうえで投資するかしないか、いくら投資するか判断する必要があります。

 

なぜサンバイオショックが起きたのか?
なぜ個人投資家は大きな損失を出したのか?

サンバイオショックが起きた原因は2つあります。

1つは、新薬開発への期待が高まり続けている状態で突然ネガティブIRが公表されたということです。

徐々に業績が悪化している企業であれば、多くの投資家が株価の売却を検討します。

売却を検討≒逃げ場を探している状態です。

 

しかし、サンバイオの場合は新薬が完成する、業績が良くなるという期待が高まり続けている状態でした。

宝船だと思って投資家たちが次々と飛び乗っている状況をイメージしていただければ分かりやすいと思います。

その船が突然、大波に襲われて転覆した感じです。

つまり、逃げるかどうか考えるタイミングがほとんどなかったということです。

 

そして、個人投資家の損失を膨らませた原因がもう1つあります。

それは、IR発表のタイミングです。

サンバイオは1月28日に決算発表を行っています。

通常、決算発表の前に多くの投資家は信用取引をある程度整理します。

信用取引とは?

信用取引では、保証金(現金または上場株式等)を証券会社に預けることで、保証金の約3.3倍までの金額の取引をすることができます。 これをレバレッジ(てこ)といいます。 レバレッジのメリットとデメリットについて、具体的な数字を挙げて説明します。 現物取引の場合、自己資金が50万円なら取引できる金額も50万円です。

(引用元:SMBC日興証券)

 

信用取引を用いることで自分の資産以上のお金を運用することが可能です。より大きなリターンを得ることができる一方でリスクも大きくなります。

決算発表時は株価の変動が大きくなるので、大きな損失が発生することを防ぐために信用取引を減らしておくのがセオリーです。

実際、サンバイオの信用取引残高も決算発表直前には大きく減少していました。

 

その後、注目されていた28日の決算発表自体は特に問題のない内容であることが分かると、投資家達は再び信用取引を用いてサンバイオを購入します。

つまり29日の悪夢のIRが公表される直前、個人投資家たちは信用買いしたサンバイオ株をたくさん抱えている状態だったわけです。

uni.
uni.
しかも、11000円前後のかなり高い価格で購入した株式を…。

 

信用買いの場合、証券会社からお金を借りて投資をしていますので含み損が大きくなりすぎると追加の保証金を入金することが求められます。

それが出来なければ強制的に株式を売却され損失が確定したり、借金を負うことになります。

この信用買いがパニック売りや個人投資家の損失に拍車をかけ、中には1億円以上の損失や借金を負った個人投資家も現れました。

 

リターンの追及と投資の持続可能性

成長株へ投資、信用取引は成功すれば非常に大きなリターンを私たちにもたらしてくれる一方でリスクもかなり高くなります。

 

私が成長株に集中投資をしているのは、10年後20年後により大きな利益を手にするためです。

ただし、すべて現物取引(自己資金)で購入しており信用取引は行っていません。

信用取引を用いて成長株に投資をすると、想定される最大損失額があまりにも大きくなってしまうからです。

 

 

私が絶対に避けたいことは今の資産をすべて失うこと、借金を負うことです。

サンバイオショックで資産の約2割(200万円程度)を削られましたが、投資は継続可能ですし、十分リカバリー可能です。

ただし、これが資産の5割以上失う状況となると投資だけで取り返すのは難しくなります。

資産をすべて失ってしまった場合は投資する元手もなくなるわけです。

その場合はお仕事を頑張るしかないのですが、途方もない労力が必要となります。

 

また、信用取引の場合は証券会社からお金を借りるために金利を支払わなければいけません。

年率3%くらい支払わなければいけないので、私の中長期保有を前提とした投資スタイルとは相性が良くないんですよね。

 

投資をするうえでリターンの追及は大切です。原動力でもありますね。

そして投資判断をするうえで持続性の観点も非常に大切です。

資産運用や資産形成で成功する秘訣は、長期的に成功し続けることです。

投資手法を選んだり、ポートフォリオを組むときには是非とも最大損失額を考えてみましょう。

投資をするうえで避けなければいけないことは、

リターンを逃すことではなく、二度とリターンを求められなくなるような致命傷を負うことです。

 

まとめ:自分に合った投資手法を見つけよう

ここまで読んで、株式投資は怖いと思いましたか?

ある程度怖いものだと認識していただければ、暴落に巻き込まれた経験を公開した買いがありました。

 

株式投資は非常に自由度が高く、私達の資産形成の可能性を押し広げてくれる力強い味方です。

ただし、その使い方を誤ると一転して私たちに牙を剥くこともあります

 

私は今後も投資を続ける予定です。

自分に合った投資手法を模索する中で現在のスタイルに落ち着いているわけですが、とても誰かにおすすめできるやり方ではありません。

資産の9割を成長株に突っ込むなんてやり方は普通なわけないですよね。

ちなみに大学生の頃は、3日で200万円(当時の総資産の4割くらい)資産を減らしたことがあります。

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何度も暴落を経験しつつも資産を増やすことができている理由は、投資を続けられるように致命傷だけは避けているからです。

そのためにはあらかじめ、最大損失額を把握したうえで投資をすることが重要です。

ラッコさん
ラッコさん
損失そのものを避けられればいいんですけどね?
uni.
uni.
ど、努力します・・・。

 

どの程度資産を失ったら致命的か、どの程度の失敗や損失なら許容できるかはその人の属性によって異なります。

もしも投資や資産形成に興味を持っていただけたのであれば自分自身と向かい合い、あなたが安心して続けられる投資手法を選んでください。

・資産運用や資産形成で成功する秘訣は、長期的に成功し続けること

・自分の置かれた環境、属性、リスク許容度を把握しよう

・最大損失額を想定して投資手法を選ぼう

uni.は今後もより良い投資手法を模索し続けます!

 

是非ともいろいろな投資手法を見比べていたうえで、あなたにぴったりの資産形成方法を見つけていただければ嬉しいです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

楽しい投資ライフを!

またねっ

 

 

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