投資のヒント

【給与と運用資産】追加投資で制御可能な運用規模はどのくらい?

資産形成を行う過程で、運用資産は徐々に大きくなっていきます。追加投資は資産配分や投資対象を変更する絶好の機会ですが、運用規模が大きくなるほど、一回当たりの追加投資の効果は小さくなっていきます。追加投資によって制御可能(リバランス可能)な資産規模はどのくらいなのでしょうか?

資産形成に伴い運用資産は増大する

・市場環境や生活の変化によって最適な投資手法は変化する

・追加投資は資産配分を見直すチャンス:リバランス

資産規模が大きくなるほど、追加投資の効果は小さくなる

こんにちは、余剰資金はとりあえず証券口座に放り込んでいるuni.です。

私たちが“ゆとりある生活”、“ゆとりある老後”を手に入れるためには、資産を運用し資産形成を行うことが非常に有効です。

株式投資をするにせよ、投資信託を用いるにせよ資産形成が進むにつれ資産規模は増大していきます。

uni.
uni.
資産を増やす事が目的なのですから、当然ですね?

一方で、目的に向かって資産形成を行うからには、目標に近づいた時点でゴールにたどり着くための準備をする必要があります。

また、

2018年の株式相場暴落のような市場環境の変化

質の高い投資信託の急激な増加

といった外部環境の変化にも柔軟に対応できれば、ゴールまでの道筋を微調整し、目標への到達率を高めることができます。

 

uni.
uni.
今日は、追加投資を用いた運用資産の制御(リバランス)について考えていきましょう

 

資産形成における追加投資とリバランス

20代や30代、若いうちはお給料も低く「お金がない」という経験をした方は多いのではないでしょうか?

目標を実現したり、将来的な安心感を得るためには資産形成を行う必要があります。

 

資産形成と資産運用

資産形成をするうえで必ずしも投資をする必要はありませんが、時間が多く残されているのであればある程度は運用し「お金に働いてもらう」ことで、より少ない労力で大きな成果を得られる可能性が高くなります。

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(画像出典:金融庁「平成27年事務年度金融レポート」)

日本では資産運用を行う方の割合が非常に低く「資産形成=預貯金となっていました。

給与が増えず、税金や生活費等の負担が増大している現状では、なかなか資産を増やすことができません。

 

一方で、

確定拠出年金(401K)が導入されたアメリカ

ISA(非課税投資制度)が導入されたイギリス

では、資産運用が一般家庭にまで浸透し、この20年で大きく家計の資産を増大させています。

 

当記事では、資産運用を行いながら資産形成を行うことを前提に考えていきます。

 

資産運用とリバランス

資産形成が進むにつれ、運用する資産の規模は大きくなります。

 

全くお金がない状態から資産形成をスタートしたとしても、

月々10,000円ずつ投資信託を購入し積立てた場合
30年後には投資元本だけでも360万円となっています。

運用の結果次第では実際に投資した元本の2倍以上の資産を手にすることも十分可能です。

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(出典:金融庁「資産運用シミュレーション」)

運用利回りが同じであれば、期間が長くなるほど、最初に投資した金額が大きいほど将来的な資産が大きくなります。

初期のうちに、運用方針を変更することは将来的に大きな差を生みます。

30年では、ゴールに近づきすぎてしまいますので「10年間」で少し考えてみましょう。

 

10年という期間の重さ、資産形成と生活の変化

資産形成は10年単位で行う息の長い行為ですが、
10年もあれば社会も私たちの生活も大きく変化していますよね?

例えば、10年でインターネットやスマートフォンが急速に普及し、我々の生活のあり方は大きく変化しました。

 

uni.
uni.
AppleのiPhoneが発売されたのも約10年前の2007年です

現在では誰もがスマートフォンを持っており、私たちの生活に無くてはならない存在です。

でも、10年前にスマートフォンがこれほど普及すると予想できましたか?

 

同様な変化は資産形成や投資の世界でも見らます。インターネットの普及により、やろうと思えば誰でも簡単に、いつでも株式や投資信託を売買することができるようになりました。

そして“投資の質”も大きく変化しました。

多くの投資本が書店に並び、インタ―ネットで検索すれば無料で公開されている優良な投資情報に簡単にアクセスすることができます。

 

投資信託の質も大きく向上しました。

10年前の投資信託は手数料も高く、規模や投資対象を十分とは言えないものでした。

 

それがこの数年で、優良な投資信託が市場に溢れる状況になりました。

手数料が極めて低く、手軽に投資が可能で、組み合わせることで思い通りに投資手法をアレンジすることも可能です。

更に、金融庁が「つみたてNISA」を導入したことで、非課税で積立投資を行うことができるようになり、その際に定められた基準のおかげで更に投資信託の質が洗練されたものになりました。

uni.
uni.
つみたてNISAをきちんと使えば、投資で失敗する可能性は下がりますね

 

既につみたてNISAを用いてインデックス投信を積立てる」という行為は若い世代が資産形成を行う上での完成系とも言えます。

しかし、これは10年前には考えられなかった状況です。

10年前に投資や資産形成を始めた方は当時の「最適な行動」を選択していたはずですが、それが10年経った現在も「最適な投資」と言えるとは限りません。

同様に、現在の「つみたてNISAを用いた積立インデックス投資」が10年後もお勧めできる投資という保証はありません

 

何より私たちの生活そのものも変化します。

今は20代の若手社員で独身であっても、10年後には結婚し、マイホームの購入まで考えているかもしれません。

配偶者と話し合ったり、子育てをしたりするなかで自分の老後のビジョンが変化することもあるでしょう。

その際には目標や目的に合わせて、資産形成の方法を調整する必要があります。

 

資産形成の方法や資産配分を変更(リバランス)する際に、保有中の株や投資信託を売却してもいいのですが、運用規模やタイミングによっては追加投資だけでリバランスを行うことも可能です。

uni.
uni.
売却するタイミングって難しいですし、手数料も気になりますよね

 

資産形成を始めたばかりで運用経験が少ない期間は、資産規模も小さいはずです。

若い時は給料も低いため、1回あたりの追加投資金額も小さいのではないでしょうか?

若いうちは資産は少ないため、基本を抑えた運用をしているのであれば資産を売却しなくとも、それほど影響は大きくありません

十分に目的地に辿り着けます。

uni.
uni.
投資経験が少ないうちはなるべく簡単に、シンプルに考えていきましょう

 

追加投資の金額と運用資産に与える影響力

追加投資によって、運用資産を制御(リバランス)できる規模には限度があります。

実際に投資をしてみると、運用規模が年間の追加投資金額の10倍を超えたあたりがリバランスの限界のように感じます。

逆に言えば、運用総額の10%程度を1年間で追加投資できるのであれば、追加投資だけでリバランスが可能ということです。

 

・ちなみに、資産規模の10%を1年間で追加投資できるのは、投資何年目の段階でしょうか?

毎月1万円ずつ積立てる場合、年間の追加投資額は1万円×12か月分で12万円、

12万円の10倍は120万円です。

年率5%で月々1万円を積立ていると、8年後には118万円程度になっています。

 

リバランスをする目的は、

より効率的に資産を増やすため、運用の安定性を高めるためです。

 

運用規模の10%以上を追加投資することができれば、10年後には(複利も考えると11~12年程度)資産の半分を新しい投資対象が占めることになります。

新しい投資手法や投資対象のリターンが、従来のものよりも優れていれば優れているほど、運用資産の半分に到達できる期間は短くなります。

従来の投資対象の運用リターンが想定以上に高くなった場合は、相対的に新しく投資をした資産の割合が少なくなりますが、

資産が減るわけではなく、想像以上に増えるわけですから問題はありませんよね?

 

私は株式に全力投資を行い、その規模は年収を上回るものになっています。

株価暴落時には、1日で月収以上に保有する株式の時価評価額が減少することもあります。

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uni.
uni.
今のところ、なんとか追加投資によって制御可能な範囲かな?

 

例えば、

パンダさん
パンダさん
株式に100%投資をしていたけど、安定的な運用を目指して債権の割合を増やしたい

と考えたとしましょう。

 

資産規模が小さければ、数回追加投資を行うだけで簡単にリバランスが可能です。

ところが、運用規模が数千万円規模になってくると、多少追加投資したくらいでは与えられる影響がごくわずかになってしまいますよね。

規模が大きくなってから大胆なリバランスを行うのであれば、いったん株式や投資信託を売却することも必要になります。

つまり、追加投資によるリバランスは資産運用規模の小さいうちにこそ有効な手段であると言えます。

 

追加投資によるリバランスはシンプルですので、資産規模が小さく、投資経験が浅いうちは、経験を積むという意味もかねてチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。

 

まとめ:資産形成を始めて数年は追加投資で運用を制御できる(リバランス可能)

資産形成において重要なことは、継続性のある投資を行うことです。

 

最適な投資手法を選択し、運用を続ける

これが基本となりますが、
「最適な投資手法」は投資環境や私たちの生活環境の変化によって移り変わります

より良い結果をつかみ取るためには、投資手法を修正する必要がでてくるかもしれません。

 

資産形成を始めたばかりの頃は、運用規模が小さく、投資経験や投資の知識も不足しがちです。

無理のない範囲で投資を行うという点からも、なるべくシンプルに負担の少ない投資手法を選択するということは重要です。

追加投資によるリバランスは、運用している資産を売却する必要がありませんので、何を買えばいいか考えるだけで済みます。

そして1度に動かす資金の規模も小さくて済みます。

 

uni.
uni.
最初はシンプルで簡単な方がいいですよね?

そして、追加投資ではリバランスしきれないくらい運用資産が増えていることには、十分な投資経験が身についているはずです。

 

uni.
uni.
まぁ、今の投資環境を考えると、退職するまで淡々と積立インデックス投資を続けるだけで十分に資産形成を行うことは可能に思えますが・・・。

インデックス投資を行ったとしても、いつかは投資信託等を換金し生活費に充てる日が来ます。

あらかじめ値動きの小さい資産に切り替えるためにリバランスする方法を知っておくことは無駄にはなりません。

もちろん、リバランスによって高いリターンを追求してもOKです。

・運用規模が年間追加投資額の10倍程度までなら
 追加投資で運用を制御(リバランス)することは可能

追加投資によるリバランスは資産形成初期にこそ効果的である

初めのうちは簡単、シンプルで続けやすい投資をしよう

・徐々に環境や生活の変化に対応できる力を身に着けよう

・今のところは積立インデックス投資をしておけばOK?

 

私は株式投資から投資をはじめ、現在も株式に全力投資を行っています。

ほんの3年前のことですが、当時は投資信託に魅力を感じませんでした。

ですが、現在は投資信託の質が飛躍的に向上していますし、この数年で税制等も大きく変化しました。

また、生活環境も変化するでしょうから、その時に備えて柔軟に対応していきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

それでは、今日よりも楽しい明日があらんことを。

またねっ!

 

 

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