投資のヒント

【IPO投資とは】本当に儲かるのか、失敗しないのか解説します

2018年12月19日、日本最大のIPOが実施されました。携帯会社ソフトバンクが新規上場によって市場から資金調達する規模は2兆6000億円と過去最大だった1987年のNTTの2兆2000億円を上回るものとなりました。

IPOに当たりテレビCMも打たれ、規模だけでなく非常に大きな注目を集めたソフトバンクのIPOを題材にIPOについて考えていきたいと思います。

・IPO(Initial Public Offering):新規公開株、新規上場株

人気株のIPOは高い競争倍率の争奪戦になる

・通常のIPOは抽選に参加してもめったに当たらない

・IPOに参加し当選すれば高い確率で大きなリターンを得ることが可能

こんにちは、IPOで当選したことがないuni.です。

uni.
uni.
そもそも、めったに参加しないのですけどね

12月19日にソフトバンクが新規上場しました。

結果的に上場初日の終値は1282円公募価格の1500円から14.5%の大幅下落となりました。

しかも値を下げ続ける展開で終値=最安値となっているため、参加者のほとんどが損失を出したか、含み損を抱えています

結果的に今回のIPOは投資家の期待に応えるものではありませんでした。

ラッコさん
ラッコさん
ソフトバンクグループは今回のIPOで莫大な資金を市場から調達できたけどね

 

ただし、IPO自体は決して悪いものではありません。

事実、IPOはこれまでに多くの投資家に大きなリターンをもたらしてきました。

今回は私たち個人投資家がIPOをどのように利用していけばいいのか考えてみます。

 

IPO(新規公開株)とは?IPOの意味や目的

IPOとは「Initial Public Offering」の略で新規公開株や株式の新規上場のことを指します。

具体的には、企業が保有している株式を市場(東京証券市場など)で売り出し、投資家が自由に売買できるようにすることです。これにより、企業は株式を売り出すタイミングで多くの資金を投資家から集めることができます

また、企業が自社の株式を上場させることは、社会的な信用の向上にもつながります。

特に東証一部上場企業という肩書は大きいです。

uni.
uni.
一種のステータスですね
ラッコさん
ラッコさん
そう簡単に東証一部には上場できないけどね

東証一部に限らず、上場するためには様々な基準を満たす必要があります。

企業の規模が大きいことや、決算書に虚偽がないことなどなど・・・。

逆に言えば、上場している企業は基本的に上場要件を満たしている優良企業ということです。

 

そのため、上場しているということは取引先に安心感を与え、企業が新規に取引を始める際や、銀行から借り入れを行う際、よりスムーズにより有利な条件で契約を結ぶことが期待できます。

 

IPO投資の基本、IPO投資のやり方

IPOに伴い、新規上場する株式を買う権利が公募されます。

IPO投資とは、企業が新規上場する際に株式を買う権利を手に入れ、投資をすることです。

投資家は公募価格で購入の申し込みを行いますが、上場日にいくらの株価がつくかはわかりません。

そして、IPO投資の場合は上場日に初値(上場日のはじめにつく株価)で売却します。

 

つまり、「新規上場する株式をあらかじめ購入する権利を(抽選で)手に入れ、上場したらすぐに売る」ということです。

やることはとても簡単ですが、抽選で勝ち抜き、購入する権利を手にすることさえできれば、比較的低いリスクで大きなリターンを手にすることができます。

最近は、その魅力からIPOについて扱う本やブログも増え、ますます抽選の倍率は高まっています。

 

IPO投資の成功確率と初値の騰落率

2017年は、90社がIPOを行い新規上場を果たしました。

上場時の初値が公募価格を超えた企業は82社公募価格割れは8社となっています。

つまり、IPOに参加し当選できれば、91%の確率で利益を手にすることができたのです。

 

さらに注目すべきは、初値の騰落率です。

最も初値が高騰したのは、11月29日に上場したトレードワークス(ジャスダック)で公募価格から518%値を上げての上場となりました。

一方で、最も値を下げたのは9月29日に上場した西本Wismettacホールディングス(東証一部)で公募価格から6%値を下げて上場しました。

ちなみに、90社の騰落率の平均をとると初値は公募価格の2倍程度になっています。

 

2017年のIPOの結果は、91%の確率で利益を手にできる上に、損失が出ても最大で▲6%、上手くいけば投資額の倍以上の利益を手にできるというものでした。

uni.
uni.
とても美味しい話だと思いませんか?

その分、抽選は大激戦で滅多に当たりません。

 

IPOで高騰する銘柄、下落する銘柄の傾向

IPOで初値が公募価格から大きく高騰しやすい銘柄は小型成長株です。

つまり、時価総額が小さく投資家の期待が大きい銘柄ほど争奪戦になりやすく初値が高騰する傾向があります。

その分、IPOの抽選は大激戦です。

 

一方で、時価総額が大きく成長性が低い銘柄は、争奪戦になりにくいため、当選確率は高めですが、初値も高騰しにくいという傾向があります。

今回のソフトバンクも、大手携帯会社という点を考えると成熟企業(成長性が低い)ですし、時価総額は日本で10本の指に入る規模。そして公募株式の総額は2兆6000億円で過去最大です。

ちなみに、2017年のIPOの資金調達規模の中央値は5億円程度、最大のものでもLIXILビバの96億円です。

uni.
uni.
いかに、ソフトバンクのIPOが規格外だったか分かりますね

IPOは投資家間で争奪戦になることで初値が吊り上がっていくのですが、流石に2兆600億円規模ですので、争奪戦にはならなかったようです。

 

IPO投資で利益を出す方法

IPO投資の魅力は、低いリスクで大きなリターンを手にできるということです。

 

基本的には小型成長株であるほど、当選時には大きなリターンを期待できます。

そのため、抽選は数百倍といった倍率を勝ち抜かなければいけない大激戦となります。

uni.
uni.
落選しても、損失が出たるわけじゃないですからね
ラッコさん
ラッコさん
とりあえず申込んでおいて、当たったらラッキーな感じだよね

 

IPO投資の最大の魅力は、低いリスクで高いリターンを手にできることです。

2017年においては91%の銘柄が私たちに利益をもたらしてくれました。

しかし、高騰率は100%ではありません

何が言いたいかというと、上がる確率が低そうな銘柄に手を出すべきではないということです。

 

IPOの抽選に落選しても、損失はありません

問題があるとすれば、手間が少し増えること、申し込みに使ったお金に利息がつかないことくらいです。

IPOに参加するのであれば、なかなか当選できないとういことは受け入れ、上がりそうなものにのみ参加したほうが良いでしょう。

 

ちなみに、SBI証券からIPOに参加すると、落選時にポイントがもらえます。

そしてポイントを溜めると、IPO時に優先的に当選させてもらうことができます。

uni.
uni.
相当ポイント貯める必要がありますけどね

 

uni.がIPOに参加しない理由

当たらないからです。

 

当選確率を上げるためには、複数の証券口座を開設し、それぞれの証券口座に入金したうえで抽選に参加する必要があります。

複数口座開設し、申し込みをするのは面倒ですし、IPO投資は当選しない限りお金が増えません

当選確率と期待リターンを考えると、既に上場している銘柄に自分で投資した方がお金が増えるのではないかと考えます。

IPO用にSBI証券の口座くらいは準備しておいてもいいかもしれませんが・・・。

 

IPO投資をすると企業を見る力が身につく

IPO投資を通じて企業を見る目を養うことができます。

 

IPO投資も個別企業に対する株式投資ですので、ある程度の企業分析をした方が勝率が高まります。

損益計算書を読むのは大変かもしれませんが、何をしている企業なのか、どのくらい期待できそうなのか調べてみましょう。

複数のIPOに参加するうちに徐々に企業を見る目が身につくはずです。

仮にIPOで当選しなくても、ここで身に着けた力は、他の投資や日常生活で十分に役立てることができますよ。

 

まとめ:IPOでも楽観しすぎず、銘柄を選ぼう

IPOは抽選を勝ち抜くことさえできれば、高確率で大きなリターンを私たちに与えてくれます。

ただし100%ではありません。

 

IPOに参加するのであれば、IPOの特徴やメリットをきちんと認識しましょう。

IPO投資の最大の強みは期待リターンに対してリスクを非常に抑えられることです。

奇跡的に当たったらラッキーという世界になってしまいますが、競争倍率が高そうなIPOに参加するようにしましょう。

そうすれば、損失を被る可能性はほとんどなくなります。

 

ただし、基本的に当選しないものと考えておいたほうが良いです。

人気IPOは参加費無料の宝くじみたいなものです。

もし当選しな過ぎて退屈であれば、インデックス投資等を始めてもいいかもしれませんね。

IPOは高確率で高いリターンを投資家にもたらしてくれる

・100%儲かるわけではない

当たらないものと理解したうえで小型成長株のIPOに参加しよう

・IPO投資をすると、様々な投資の知識が身につく

・たぶん、積立インデックス投資の方が簡単だよ?

年々、人気が高まるIPO投資ですが、今回のソフトバンクの大幅公募割れが、市場にどのような影響を与えるのか気になりますね。

IPO自体は決して危険なものでも怖いものでもありません。

しかし、100%ではない以上は観せずに自分で考えて参加するべきです。

当選しないと面白くないかもしれませんが、その分勉強する時間が取れますし、投資の入り口としてはおもしろいかもしれませんね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

それでは、今日よりも楽しい明日があらんことを。

またねっ!

 

 

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