用語解説

【用語解説】NT倍率って何?どうやって投資に活かすの?目安は?

TN倍率、単純移動平均、投資、運用。目安

最近、投資をしているとNT倍率という言葉が目に付くようになりました。NT倍率とはN(日経平均株価)とT(TOPIX)を用いた指標です。投資をするうえで知っていて損はないと思いますので、簡単に解説していきます。

・NT倍率を見ると市場の傾向が分かる

・NT倍率=N(Nikkei225)÷T(TOPIX)

・N(Nikkei225:日経平均株価225)・・・値がさ株(1株当たりの価格が高い銘柄)ハイテク株輸出関連株の影響を受けやすい

・T(TOPIX)・・・時価総額の大きい銘柄、銀行や不動産など内需株の影響を受けやすい

・情報は知れば知るだけ自分が有利になる

こんにちは、大学生のころは株式投資ばかりやっていたuni.です。

今日は、知っておくとちょっとだけ役立つ用語解説をしたいと思います。

NT倍率って聞いたことがありますでしょうか?

Twitterで投資系アカウントをフォローしていたり、自分から経済系ニュースを読み漁っていない限りあまり目にすることはないのではないでしょうか?

知っていれば、誰でも簡単に計算できる指標なのですが、TVのニュース等ではほとんど取り上げられません。もし、投資をしたいのであれば知っておいて損はありませんのでサクッと覚えていただければ幸いです。

NT倍率とは:日経平均株価をTOPIXで割ったもの

NT倍率の意味、何のひねりもありませんが、

N・・・Nikkei225:日経平均株価

T・・・TOPIX

それぞれの頭文字をとったもので、その倍率を示しています。

NT倍率の計算方法

日経平均株価÷TOPIX=NT倍率

22,764.68÷1,749.59=13.01倍 (2018.07.19時点)

uni.
uni.
これだけです。簡単ですね。

 

NT倍率は何を表しているの?

NT倍率は、市場が今どういった銘柄を買っているのかという傾向を掴むために用いることができます。

なぜかというと、日経平均株価TOPIXはどちらも株式の上げ下げを示している重要な指標なのですが、算出方法が違うのです。それによって現れる変化の違いを利用して、市場の大まかな傾向を掴むことができます。

共通しているのは、どちらの構成銘柄も東京証券市場第一部に上場している大企業だということです。

日経平均・・・

東京証券取引所第一部(東証一部)の上場銘柄の中から、日経新聞が選んだ日本を代表する225銘柄の株価合計を除数で調整した平均価格のため、株価の高い値がさ株(ハイテク関連セクターなど)の影響が強い。

TOPIX・・・

東証一部全上場銘柄の時価総額による加重平均で計算されるため、時価総額の大きい銘柄(内需セクターなど)の影響を受けやすい。

 

そのため、

ハイテク関連セクターの株価が内需セクターよりも上昇するとNT倍率が上がり内需セクターの株価がハイテク関連セクターより上昇するとNT倍率が下がる

(引用元:野村證券)

日経平均株価もTOPIXも毎日TVでも新聞でもネットニュース取り上げられていますので、ほとんどの方が聞いたことがあると思います。

でも、動き方に違いがあるって知っていましたか?

uni.
uni.
私は知らなかった・・・

NT倍率を調べれば、他の投資家さんたちが内需系の株を買っているのか、外需系の株を買っているのか大まかに知ることができます。市場のトレンド(流行りや雰囲気)って意外と大事。

ちなみに、もう少し具体的に話と、

日経平均株価に与える影響が大きい銘柄・・・株価の高い値がさ株、輸出企業株、ハイテク株など

特に影響の大きい銘柄

  1. ファーストリテイリング(ユニクロを世界展開、最近は投資も活発)、
  2. ソフトバンク(ハイテク系、世界中に様々な子会社を持つ投資企業)
  3. ファナック(工業用ロボット等を輸出する大企業)

➡売上高に占める海外セクターの比率が大きい企業が多いため、株価は海外の景気が良い時に上がりやすいです。また、ガンガン投資をしている絶賛成長中の企業の影響力が大きいので比較的変動が大きいです。

uni.
uni.
ぶっちゃけ、日経平均株価は銘柄ごとの影響力がかなり偏っているので残り222社の株価がどうなるかより、この3社の株価が上がったか下がったかを示す指標と化していたり・・・

TOPIXに与える影響が大きい銘柄・・・時価総額が大きい銘柄、銀行や不動産など

特に影響の大きい銘柄

  1. トヨタ自動車
  2. 三菱UFJ銀行
  3. NTT
  4. JT

The大企業って感じの企業の影響力が大きいです。どの企業も、国内で多額の売上高を誇っている企業ですので、日本国内の景気が良い時に上がりやすいです。あと、業績が安定した企業の影響力が大きいので日経平均株価に比べ変動が小さいです。

NT倍率の意味を知っている人は意外と少ないということは

とりあえず、日経平均株価とTOPIXという簡単に手に入る情報を使うと、NT倍率という役立つ情報をあっという間に手に入れることができるのです。

そして、NT倍率自体は、あまり知られていませんので、他の投資家さん達よりちょっとだけ有利になれるかもしれないのです。

投資は手札が多ければ多いほど有利になります。情報や知識は持っていて損はないですよ!

 

NT倍率をどう活用するか

NT倍率が高い・・・投資家たちは外需系企業を買っている

NT倍率が低い・・・投資家たちは内需系企業を買っている

uni.
uni.
本当にざっくり言うとこんな感じ。

さらに踏み込むと、

NT倍率が高い・・・株価が変動しやすい企業を買っている人が多いということは、投資家たちは強気

NT倍率が低い・・・株価が変動しにくい超大企業の株を買っている人が多いということは、投資家たちは弱気

と言えなくもないかな?

NT倍率の目安ってあるの?

では、NT倍率は何倍程度だといいのでしょうか?

NT倍率、日経平均株価。投資、推移

(画像引用元:SBI)

具体的に、何倍が適切ということはありませんが従来、目安は10倍程度と言われていました。

そこから、どれだけ乖離しているかによって、市場のひずみを図ってきました。

現在、日経平均株価がぐんぐん上昇しており、NT倍率は13倍を超えています。

これは、東京証券市場第一部に上場している銘柄の中でも、日経平均株価225構成銘柄(特にファーストRやソフトバンクなど特定の銘柄)が買われているということを表しています。

今までの傾向として、ひずみが大きくなりすぎると、いつか反動が来ると言われています。

NT倍率が上がりすぎると、いつか反動で日経平均株価が下落する。

 

これは、あくまで確立のお話しです。

uni.
uni.
今までそういった傾向があったよ程度に考えてください。

なぜなら、市場の在り方そのものが日々変化しているからです。

長期的に見ると、短期的に見るとNT倍率が大きくなりすぎると、戻すような動きをすしているように見えなくもないのですが、

長期的な視点ではTOPIXの伸び率よりも日経平均株価の伸び率のほうが大きくなり

NT倍率がどんどん大きくなる傾向があります

uni.
uni.
あてにならないじゃん

 

TN倍率の動きを少し短めの期間で見てみましょう。

TN倍率、単純移動平均、投資、運用。目安

(画像引用元:SBI)

上記画像では、3年のチャートに単純移動平均線を引いて、転換点を表示じています。

短期的な視点だと、NT倍率は上昇と下落を繰り返しているよう見えます

 

長期的な投資なら、NT倍率は意識しなくてもいいと思います。NT倍率なんかよりも企業の業績や景気そのものの方が重要です。

ですが、短期売買なら、より多くの材料を元に素早く判断しながら取引をすることになります。日々、情報が更新され、手に入れようと思えば手に入る情報ですので判断材料の一つとして持っていてもいいでしょう。

uni.
uni.
頭の片隅くらいには入れておいてもいいんじゃない?

 

まとめ:NT倍率は指標の一つだよ
そこまで重要じゃないけど知っててもいいんじゃない?

私は投資判断にNT倍率を使っていません

ただ、最近NT倍率という言葉を目にする機会が多くなったように感じます。

市場全体がNT倍率というものをより意識するようになった場合に備えて、NT倍率について知っておいてもいいでしょう。

なぜなら、他の投資家たちが、どう動くか予想することができれば、投資のパフォーマンスは向上します。

一方でみんなが持っている情報を自分が持っていなければ、目隠しで戦うようなものです。

 

投資に絶対という言葉はないといいますが、絶対に当てはまる指標も存在しません

NT倍率だけですべてが分かるとかいう人がいたら詐欺だと思ってもいいと思います。

uni.
uni.
何が自分の投資に合っているのか探してみるもの楽しいですよ!

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

ではでは、また明日っ!

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